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回到第一集~兒時的喬君與麥君  

喬書亞難得不聰明(笑)


  陽の光のために壁に掛けられた網のように見えていたものは、網でできたハンモックだった。そしてそのときになって初めて、そこに人間の輪郭のようなものが見えることに気がついた。もう一度じっと見つめてみる。間違いない。人間だった。

(因為陽光的關係,可以看的見牆上掛著一個像網子的東西,那是用網子做成的吊床。喬書亞這才第一次注意到上面有個人影。再仔細看了一次,那的確是一個人。)
 人の気配を感じているはずなのにびくりともしないところを見ると、昼寝でもしているようだった。いくらこのような奇妙な場所に引っ張り込んで自分を当惑させたからといって、大叔父は大叔父であり、叩き起こして問い詰めるわけは行かなかった。ジョシュアは目が覚めるまで待とうと思ったが、いったいどうしてこういうことになってしまったのか知りたいという気持ちを我慢できず,そっとハンモックのほうへ近寄って行った。そしてびっくり仰天してしまった。
(
那個人沒有因為感受到他人的存在而驚醒,好像是在睡午覺的樣子。即使讓自己陷入這麼莫名其妙的情況,畢竟對方還是大叔父,總不能把人家叫醒追問。喬書亞本來想等人醒過來再說,但卻壓抑不住想一問究竟的心情。悄悄地走近吊床,看到的情景卻讓他嚇了一跳)

寝ていたのは少年だったのだ。
(
在睡覺的是一個少年)
「おまえは誰だ?」
(
你是誰?)

答えはなかった
(
對方並沒有回答)

覗き込んでみる。ぐっすり寝入っていた。気分のよさそうに足を伸ばし、髪を乱したまま口元に涎の跡をつけている。さらに寝入る前に読んでいたものか、あるいは光をさえぎるために顔の上に置いておいたが落ちてしまったのか、本が一冊少年と一緒にハンモックにはさまっていた。ページの端が折れてしまい、きちんと閉じることもできない汚らしい本だった。
(
往吊床裡探望,那人睡得正熟。感覺很舒服地伸長了腿、頭發亂七八糟,嘴角還有口水的痕跡。少年身下壓著一本不知道是睡前讀物或是用來檔光卻掉下的書。那是本書角被折起、連蓋都蓋不起來髒兮兮的書。)

いずれにせよ、この少年の太平楽な様子に腹が立ってきた。腹を立てるのは本当久しぶりだということに気づかないまま、ジョシュアは少年を揺り起こした。
(
不管怎麼樣,看到少年那麼自在的樣子喬書亞就一肚子火。沒注意到自己難得的怒火,喬書亞一個勁的把對方搖醒)
……何だ?」
(
幹嘛?)

少年は目を開けもしないままつぶやいた。ひどく面倒くさそうな声だったが、目を覚ましたのは間違いない。
(
少年咕噥著卻沒有睜開眼睛。一副是感到相當麻煩的語氣,但確實是醒過來了)
「おまえは誰だ?」
(
你是誰?)
 ところが返ってきたのはとんでもない答えだった。
(回應的卻是不知所云的答案)
「おれは面倒な男だ」
(
我是討厭鬼)*搗蛋鬼

さらに目を開くことなく、頭を肩の間にうずめてしまうではないか。

(接著,連眼睛都沒張,把頭縮起將身體蜷曲起來(把頭埋入肩膀))
「おまえは誰なんだ?」
(
你到底是什麼人?) 繁體版翻譯:什麼討厭鬼啊

「うるさいな」
(
吵死了)

「なにがうるさいんだ!」
(
吵?)

 少年は片目を開いた。両の目を開くのは面倒くさいというように。

(少年睜開了一隻眼,好像睜開兩隻眼睛是件麻煩的事)
「うるさいやつだな」
(
真是囉嗦的小子)中文版翻譯:你也是個討厭鬼

そしてまた目を閉じてしまった.ジョシュアがあきれて見ていると、鼾をかきはじめた。
(
又闔上了眼,喬書亞驚訝地盯著他看的同時,竟然開始打呼了)

 こんな扱いは生まれて初めてだった。ジョっシュアは当惑のあまり、どうしたらいいわからなくなった。これまでジョシュアに初めてあった人は、警戒しすぎるか、あるいは異様なほど下手に出るか、どちらかだった。このような完璧な無視を受けた記憶はなかった。
(
喬書亞從來沒遭受過這種待遇,就因為太驚訝了,一時手足無措不知道該怎麼辦。到目前為止第一次見到喬書亞的人,不是過於警戒,就是異樣得謹慎深怕出糗。像這樣完全被無視的情況,記憶中從來沒有過)

 他の場合ならそのまま無視して引き下がっただろうが、今はそうするわけにはいかなかった。他人に干渉するのは本意ではないが、他に方法はないので、ジョシュアはもう一度少年の肩揺すった。
(
要是在其他情況下,喬書亞大概也會就這樣無視對方不管了,但今天卻怎麼樣也無法收手。雖然打擾他人不是他本意,因為沒有其他方法,喬書亞又再次抓著少年的肩膀搖晃)

「ううん……安眠妨害の値段は五エルソ、何ならあと払いでも……

(妨礙睡眠五額索,可以的話等一下再付也…)
「なに?」
(
什麼?)

-----Demonic1

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